データベースセッションへのログイン

共有データベースにログインするには、HTTP POST メソッドを使用して共有データベースの名前を sessions API エンドポイントで指定します。アカウント名とパスワードはヘッダの Authorization 文字列で指定されます。アカウント名とパスワードが認証されると、コードはデータベースへの接続を定義するアクセストークンを受け取ります。この接続は「データベースセッション」と呼ばれます。

HTTP メソッド

POST

URL

/fmi/data/version/databases/database-name/sessions

version – リクエストされた FileMaker Data API のバージョン。v1v2、または vLatest のいずれかを使用できます。

database-name – 共有データベースの名前

HTTP ヘッダ

Content-Type: application/json

Authorization: Basic account:password

  • account:password - 共有データベースにログインするために使用するアカウント名、コロン (:)、およびパスワードを表す Base64 エンコード文字列を使用します。これは標準の HTTP 基本認証スキーマに従っています。たとえば、アカウント名が admin でパスワードが admin の場合、この値は admin:admin の Base64 エンコード値である YWRtaW46YWRtaW4=です。

    この例では、Authorization ヘッダの値は次のとおりです:

    Basic YWRtaW46YWRtaW4=

引数

空の中カッコ。例: { }

オプションで fmDataSource 引数を使用して外部データソースにログインすることもできます。「外部データソースへのログイン」を参照してください。

応答

アクセストークン、アクセストークンを含む応答のボディ、およびエラーコード 0 を表示するメッセージ配列。

応答で X-FM-Data-Access-Token ヘッダが返されます。これは以降の API 呼び出しで使用するセッショントークンです。

例:

コピー
Header
X-FM-Data-Access-Token: c4d2e429122e9cdeda19bb23c55cd2a8f282c3cc50c60943a110
コピー
Body
{
  "response": {
    "token": "c4d2e429122e9cdeda19bb23c55cd2a8f282c3cc50c60943a110"
  },
  "messages": [
    {
      "message": "OK"
      "code": "0"
    }
  ]
}

エラー応答」を参照してください。