データベースの操作

[データベース] ページには、FileMaker Cloud によって共有されているデータベースが一覧表示されます。

FileMaker Cloud は FileMaker Cloud インスタンスの再起動時に [構成] > [一般設定] タブで [最後に開いたデータベースのみを開く] オプションが選択されていない限り、アップロードされた FileMaker Pro データベースをすべて開きます。「データベースファイルをアップロード、暗号化、開く」を参照してください。

データベースの状態

データベース名の左側にあるアイコンは、データベースの状態を示します。

アイコン 状態

データベースファイルを閉じました 

データベースファイルを [閉じました]

データベースファイルを開きました 

データベースファイルを [開きました]

データベースファイルは一時停止中です 

データベースファイルは [一時停止] 中です

データベースファイルは移行状態です 

データベースファイルは開始中、終了中、または検証中などの移行状態です。

データベースファイルを操作するには:

[データベース] ページで:

目的 操作

データベースを開く

1 つの [閉じました] 閉じた状態 になっているデータベースで、処理の実行矢印 をクリックして [開く] を選択します。

[すべてのデータベース] で 処理の実行矢印 をクリックして [すべて開く] を選択します。

メモ  状態が [チェック中] 開いた状態 に変わった場合、FileMaker Cloud がファイルを開く前にファイルの構造をチェックしています。サイズが大きいファイルのチェックは数分かかる場合があります。

データベースを一時停止する

1 つの [開きました] 開いた状態 になっているデータベースで、処理の実行矢印 をクリックして [一時停止] を選択します。

[すべてのデータベース] で 処理の実行矢印 をクリックして [すべて一時停止] を選択します。

接続されているクライアントは一時停止中もデータベースからデータを読み取ることができますが、共有が再開されるまでデータベースを修正することはできません。

データベースを再開する

1 つの [一時停止] 一時停止状態 になっているデータベースで、処理の実行矢印 をクリックして [再開] を選択します。

[すべてのデータベース] で 処理の実行矢印 をクリックして [すべて再開] を選択します。

データベースを閉じる

1 つの [開きました] 開いた状態 になっているデータベースで、処理の実行矢印 をクリックして [閉じる] を選択します。

[すべてのデータベース] で 処理の実行矢印 をクリックして [すべて閉じる] を選択します。

次の「データベースを閉じる前にデータベースのクライアントにメッセージ送信」を参照してください。

データベースをダウンロードする

1 つの [閉じました] 閉じた状態 になっているデータベースで、処理の実行矢印 をクリックして [ダウンロード] を選択します。

データベースをダウンロードする前に、データベースの暗号化パスワードがあることを確認してください。「データベースのダウンロード」を参照してください。

データベースを取り除く

1 つの [閉じました] 閉じた状態 になっているデータベースで、処理の実行矢印 をクリックして [取り除く] を選択します。

[すべてのデータベース] で 処理の実行矢印 をクリックして [すべて取り除く] を選択します。

確定すると、[バックアップ] ページの [取り除かれたファイル] 一覧にデータベースが移動します。ファイルは [バックアップ] ページ > [バックアップの設定] で設定した [取り除かれたデータベース保持ポリシー] に従って FileMaker Cloud によって完全に削除されるまで [取り除かれたファイル] 一覧に残されます。ただし、ファイルが保存済みバックアップに含まれている場合、それを反映するためにそれらのバックアップが保存されなくなるまで [取り除かれたファイル] 一覧にファイルが残されます。「バックアップの復元」、「データベースの完全な削除」、「保存済みバックアップの操作」を参照してください。

データベースを取り除いてからダッシュボードの FileMaker データストレージの使用中および残りのストレージ容量が更新されるまでに時間がかかることがあります。

データベースの名前を変更する

1 つの [閉じました] 閉じた状態 になっているデータベースで、処理の実行矢印 をクリックして [名前変更] を選択します。

データベースの暗号化パスワードを表示する

1 つのデータベースで 処理の実行矢印 をクリックして [暗号化パスワードを表示] を選択します。

暗号化パスワードについて」を参照してください。

データベースを閉じる前にデータベースのクライアントにメッセージ送信

データベースを閉じるときに [データベースを閉じる] ダイアログボックスが表示されたら、次の操作を行います:

  1. クライアントに送信するオプションのメッセージを入力します。

  2. [遅延時間 (分)] に、通知が送信されてからクライアントが接続解除されるまでの時間 (分) を数字で入力します。

    クライアントにダイアログボックスが表示されて 30 秒のカウントダウンが始まる場合があります。[OK] をクリックすると、クライアントはただちに接続解除されます。[キャンセル] をクリックすると、遅延時間に達するまで作業を続行することができます。遅延時間によっては、遅延時間が経過するまで、さらにダイアログボックスが表示される場合があります。

重要  遅延時間に 0 を指定した場合、クライアントはただちに接続解除され、保存していない作業が失われる可能性があります。

多数のデータベースファイル、容量の大きいデータベースファイル、または多くのクライアントが接続しているファイルを閉じる処理が完了するまでには数分かかる場合があります。

メモ 

  • データベースの一覧で特定のデータベースを見つけるには、検索ボックスに検索文字列を入力します。

  • ファイル名、状態、またはクライアント数でデータベースの一覧をソートすることができます。ソート順を逆にするには、同じソート値を再度選択します。

  • データベースの状態に関する詳細を表示するには、ポインタを状態アイコンの上に合わせます。

  • [開始中] または [チェック中] 開いた状態 状態で表示されているデータベースを閉じることができます。その場合、ファイルを開くときに実行される一貫性チェックがキャンセルされます。